荒々しいメロン酒!美寿々 純米吟醸 無濾過生原酒

フルーティタイプ

皆さんはメロンは好きですか?

実は僕はあまり得意ではないのですが。。。

日本酒の香りで、

甘いフルーツの香りと生酒の青い香りが合わさると、

メロンのような香りとなることがあります。

そこに生酒の青さの加減や口当たり、お米の風味等の要素が入り、

上品な高級メロンから、野生の荒々しいメロンまで色々な風味が出てきます。

今日は、そんなメロン風味でも荒々しい1本を紹介してみます!

サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!

是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「美寿々 純米吟醸 無濾過生原酒」について

「美寿々 純米吟醸 無濾過生原酒」については長野県美寿々酒造様の商品となります。

以下スペックです。

「美寿々 純米吟醸 無濾過生原酒」

  • 原材料名:美山錦※1
  • 種類:純米吟醸(お米100%)
  • 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):49%
  • アルコール度数:16度
  • 特記1:無濾過生原酒とは、日本酒を絞った後の工程(濾過、火入れ、貯蔵、加水)を行わない日本酒です。絞ったままの日本酒の風味を味わえます。品質管理が難しく昔は流通できませんでしたが、技術発展により流通できるようになりました。

ラベルよりデータを参照

※1 美山錦とは、長野県、東北地方の酒造好適米です。生産量は山田錦、五百万石に次ぐ第3位です。粒は大きく、スッキリ淡麗の味わいのお酒になりがちです。後味に少し苦みが出ることがあります。

スペック的に大吟醸並にお米を磨いた純米吟醸酒です。

そのため、一般的な純米吟醸酒よりお米感は少な目で、綺麗なお酒なイメージです。

ただ、無濾過生原酒で絞ったままの荒々しい風味も残っていそうで、

どっちに寄ってくるは飲むまでわからないですね。

美寿々酒造様は「美寿々 辛口純米」で飲んでいますが、

前回は純米酒、今回は純米吟醸酒なので、

どのように違うかも楽しみですね。

実際に飲んでみましょう

さて、

封を開けて匂いを嗅いでみるまさにメロン!

甘いフルーツの香りと生酒の青い香りが合わさり、

メロンの風味となっています。

お米の香りも繊細にほのかに感じます。

そのままお酒を口に運んでみると、しっかりした口当たり!

絞ったままの無濾過生原酒の若く荒々しい風味を感じます。

お米の甘み、フルーツの酸味もしっかりしていて、

全体的に力強さを感じます!

後味は生酒、吟醸酵母、美山錦の苦みも出てきて、

口内をスッキリとさせてくれます。

美寿々 辛口純米」は香りは控えめで、味は力強かったので、

香りこそ、純米酒と純米吟醸酒の違いがありますがが、

味の力強さは共通ですね。(どちらもアルコール度数高めなので)

まとめ

今回は、

荒々しいメロン酒!美寿々 純米吟醸 無濾過生原酒を飲んでみました。

まさにメロン風味で、若々しさを感じるお酒でした。

全体的に力強いですが、後味はスッキリとできるお酒です。

最後に日本酒の風味分類を行います。

(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)

後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。

日本酒には以下のタイプがあります。

  • 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
  • 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
  • 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ

今回の美寿々 純米吟醸 無濾過生原酒は、

華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプとなります。

フルーツと生酒が合わさったまさにメロンの香りで、普通に評価しました。

味はしっかりした口当たりで、全体的に若く荒々しい風味ですが、

後味はスッキリとするため、強めに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。

皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。

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