現在、たくさんの酒米が日本酒の製造を使われています。
山田錦、五百万石、美山錦などメジャーなものから、
その地方でしか使われていないマイナーなものまで。
その多々ある酒米の中から、各酒造は数種類に厳選してお酒造りをしています。
ただ、中には15種類を超える酒米を使用している酒造もあります。
今日は、そんな多々の酒米を使う酒造の日本酒1本を紹介してみます!
サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!
是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「巡米 まんさくの花 山田穂70」について
「巡米 まんさくの花 山田穂70」については秋田県日の丸醸造株式会社様の商品となります。
以下スペックです。
「巡米 まんさくの花 山田穂70」
- 原材料名:山田穂※1
- 種類:純米(お米100%)
- 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):70%
- アルコール度数:16度
- 酵母:秋田NO.12※2
- 特記1:原酒とは、お酒を絞った後に調整のための加水を行っていないお酒です。アルコール度数が強めになりがちです。
ラベルよりデータを参照
※1 山田穂は兵庫県の酒造好適米です。山田錦の母に当たり、強い酸味と濃い旨味が特徴です。生産量が少ないため、希少な酒米です。
※2 秋田NO.12酵母は秋田県が開発した吟醸酵母です。綺麗でクリアな風味で、控えめな吟醸香、しっかりした酸を生成します。綺麗な純米、純米吟醸酒に合います。
スペック的にちょっとアルコール度数が高めな純米酒です。
山田穂、秋田NO.12酵母を使用しているので、
しっかり酸味のある飲みやすいお酒のイメージです。
日の丸醸造株式会社様は、非常にアイテム数が多い酒蔵で有名です。
今回の巡米シリーズも、
同じ秋田NO.12酵母を使用し、酒米を色々変えてみたシリーズです。
酒米ラインナップは、山田錦、山田穂、雄町、五百万石など11種類になります。
興味ある方は是非、飲み比べしてみてください。
また、日の丸醸造株式会社様のお酒は「真夏のロック酒!かち割りまんさく!」でも
飲んでいるので併せて参考にしてみてください。
実際に飲んでみましょう
さて、
封を開けて匂いを嗅いでみると、柔らかいお米の香りとしっかりした乳酸の香り!
一度火入れなので、青い香りもほのかに漂います。
そのままお酒を口に運んでみると、柔らかい口当たり!
まず乳酸、酵母の酸味が強く、
その後、お米の甘み、旨味が出てきて甘酸っぱい風味!
力強さのある白ワインを飲んでいるイメージです。
後味は、生酒由来、酵母由来の苦みも出てきて、
甘酸っぱさとともにじわじわ残り続けます。
まとめ
今回は、
飲み比べシリーズ巡米!?「巡米 まんさくの花 山田穂70」を飲んでみました。
乳酸、吟醸酵母の酸味、お米の甘みが強く、力強い白ワインのようなお酒でした。
山田穂の力強さを秋田NO.12酵母が適度に調整して、
良い感じの力強さにしている印象です。
最後に日本酒の風味分類を行います。
(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)
後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。
日本酒には以下のタイプがあります。
- 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
- 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
- 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ
今回の「巡米 まんさくの花 山田穂70」は、
昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプとなります。
乳酸、やわらかいお米の香りがしっかりとあり、
普通に評価しました。
味は、酸味が強く、
その後お米の甘み、旨味が出てきて、力強い白ワインのようで、
強めに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。
皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。

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