山田錦の純米大吟醸と言えば、どんな印象を抱きますか?
山田錦のふくよかな風味もありつつ、スッキリ飲みやすい。
そんなイメージかと思います。
自分も飲んだ中では、そのようなお酒が多かったと思います。
以前飲んだ「城陽 特A地区 山田錦」もそのようなお酒でした。
ただ、力強く濃厚な山田錦純米大吟醸も存在します。
今日は、そんな濃厚な山田錦(特A地区)の日本酒1本を紹介してみます!
サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!
是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「純米大吟醸 黒乃無」について
「純米大吟醸 黒乃無」については兵庫県ヤヱガキ酒造様の商品となります。
以下スペックです。
「純米大吟醸 黒乃無」
- 原材料名:山田錦※1
- 種類:純米大吟醸(お米100%)
- 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):40%
- アルコール度数:16度
ラベルよりデータを参照
※1 山田錦は酒造りによく使用される酒造好適米(使用量1位)。こってり濃厚な風味になりやすいっです。大粒で砕けにくいので低精米歩合(50%以下)に向き、高級酒に向いています。
スペック的に結構お米を削っている純米大吟醸酒です。
精米歩合40%だと、綺麗で淡麗な高級酒なイメージですが、
特A地区の山田錦を使用しているので、
最高峰の山田錦のお米の風味がしっかり出ていそうで、楽しみです。
ヤヱガキ酒造様は、江戸時代初期から創業している老舗の酒造です。
350年以上の伝統の酒造りで、ジューシーでキレのあるお酒が特徴です。
実際に飲んでみましょう
さて、
封を開けて匂いを嗅いでみると、濃縮されたフルーツの甘い香り!
粒感がしっかりあり、ブドウのようです。
糖分の甘い香りも加わり、
黒糖のようなしっかりしたボリュームある香りも感じます。
そのままお酒を口に運んでみると、割としっかりした口当たり!
大吟醸ですが、兵庫の硬水のためか
男酒のパワフルさを感じます。
お米の風味、フルーツの酸味も濃縮されているイメージで、
しっかり濃いめでバランスが取れています。
後味に、吟醸酵母の苦みがガツンと来て、
最後まで力強さを感じます。
まとめ
今回は、
兵庫の濃厚山田錦!「純米大吟醸 黒乃無」を飲んでみました。
フルーツ、お米、糖分の風味が濃く濃縮されているようなお酒でした。
口当たりもしっかりめで、最後にガツンと苦みもあり、
力強い男酒の大吟醸という感じでしょうか。
最後に日本酒の風味分類を行います。
(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)
後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。
日本酒には以下のタイプがあります。
- 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
- 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
- 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ
今回の「純米大吟醸 黒乃無」は、
華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプとなります。
ブドウのような濃縮されたフルーツに糖分が加わり、
黒糖のようなしっかりしたボリュームある甘い香りがあるので、
強めに評価しました。
味も、甘み、酸味、苦みなどの各要素が力強く、
口当たりもしっかりめで
まさに、男酒の大吟醸というイメージで、
強めに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。
皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。

コメント