恐竜といえば福井県。
福井県では大量の恐竜の化石が見つかっているので、
恐竜にまつわる観光スポットやお土産等だいぶ充実しているようですね。
となると、恐竜の日本酒もあったりするのかな?
というわけで、探したらありました!
恐竜王国福井県の1本を紹介してみます!
サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!
是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「一乃谷 UNO 純米吟醸」について
「一乃谷 UNO 純米吟醸」については福井県宇野酒造場様の商品となります。
以下スペックです。
「一乃谷 UNO 純米吟醸」
- 原材料名:越のしずく※1
- 種類:純米吟醸(お米100%)
- 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):50%
- アルコール度数:17度
ラベルよりデータを参照
※1 越のしずくは福井県の酒造好適米です。瑞々しくなめらかで優しいお酒になりがちです。JAテラル越前でのみ生産されている珍しいお米です。
越のしずくのお酒は飲んだことなかったので、
一体どのような風味のあるお米なのか楽しみです。
あと、アルコール度数が多少高いので、強めの風味のお酒になってそうです。
恐竜ラベルなのも、大味なことを伝えているのでしょうか。
(福井県だから恐竜を表に出しているのかもしれませんが。)
実際に飲んでみましょう
さて、
封を開けて匂いを嗅いでみると、スッキリした青リンゴのような香り!
フルーツの香り自体は結構強めですが、
生酒由来の青い香りと合わさり、ちょうどよい爽やかさが出ています!
そのままお酒を口に運んでみると、しっかり固めの口当たりで粘性もあります!
フルーツの甘さ、糖分の甘さ、お米の甘さがアルコールでブーストしているのか、
まるでデザートワインを思わせるような濃厚な甘さとなっています!
後味の酵母、生酒由来の苦みも鋭く、
味の景色が「甘み」→「苦み」にガラっと変化するのがおもしろいです!
本当に、ラベルの恐竜は濃厚で強い味わいをほのめかしていたのかなぁ。
まとめ
今回は、
恐竜並の強い甘み!「一乃谷 UNO 純米吟醸」を飲んでみました。
青リンゴのような爽やかな香りですが、
一口飲んでみるとその濃厚な甘さにビックリするお酒でした。
その後、甘みから苦みにガラっと主導権が変わっていくのはおもしろいです。
最後に日本酒の風味分類を行います。
(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)
後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。
日本酒には以下のタイプがあります。
- 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
- 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
- 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ
今回の「一乃谷 UNO 純米吟醸」は、
華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプとなります。
フルーツと青い香りが合わさり、スッキリした青リンゴの香りがあり、
フルーツの香りは割と強めなので、強めに評価しました。
味は、
ルーツ、糖分、お米の甘さがアルコールでブーストしていて、濃厚で強い甘みを感じます。
また、後味の苦みも鋭く「甘み」→「苦み」の変化を楽しめるため、
強いに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。
皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。
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