この記事で分かること
・「香住鶴 山廃吟醸純米 酒談義」の風味
すがすがしい梨の風味で、トロみあるがバランスよいお酒です。
・「香住鶴 山廃吟醸純米 酒談義」を試してほしい方
スッキリしたフルーツの風味を楽しみたい方に飲んでもらいたいです。
・「香住鶴 山廃吟醸純米 酒談義」の酒造について
サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!
是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「香住鶴 山廃吟醸純米 酒談義」について
「香住鶴 山廃吟醸純米 酒談義」については兵庫県香住鶴株式会社様の商品となります。
以下スペックです。
「香住鶴 山廃吟醸純米 酒談義」
- 原材料名:山田錦※1
- 種類:純米吟醸(お米100%)
- 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):55%
- アルコール度数:15度
- 特記1:山廃とは、蔵にいる乳酸菌や天然の微生物を使用する昔ながらの製法である生酛造りから派生した製法です。生酛との違いは、お米が溶けやすくなるように酒母(お酒の酵母培養用の液体)を混ぜる作業を廃した製法です。生酛造りと同様に乳酸の酸味が強く、濃厚な味わいになりやすいです。
ラベルよりデータを参照
※1 山田錦は酒造りによく使用される酒造好適米(使用量1位)。こってり濃厚な風味になりやすいっです。大粒で砕けにくいので低精米歩合(50%以下)に向き、高級酒に向いています。
スペック的に一般的な純米吟醸酒です。
山廃の濃い乳酸の風味と吟醸の綺麗さが合わさった、
山廃にしては飲みやすいお酒なのではないでしょうか。
香住鶴株式会社様は、江戸時代から続く老舗の酒造です。
生酛造り、山廃造りにこだわっていて、
全量を生酛造り、山廃造りで醸しています。
日本四大杜氏の一つ「但馬杜氏」の伝統的手法を継承する酒造りを行っています。
「酒談義」は、もともと本醸造として販売されていた親しまれていたお酒ですが、
2007年に商品見直しで姿を消しました。
しかし、問い合わせ・要望が絶えず、2020年に山廃 吟醸純米として復活しました。
造りは変わったが、復活版も人気の商品となっています。
実際に飲んでみましょう
さて、
封を開けて匂いを嗅いでみると、すがすがしい梨の香り!
ほんのり甘みのある程度で、
山廃の酸味でスッキリしたフルーツの香りです。
そのままお酒を口に運んでみると、トロみがあり、柔らかくまろやかな口当たり!
低温で熟成しているので、それによりトロみがでています。
お米、糖分の風味はしっかりと強めですが、
乳酸、フルーツの酸味もしっかり強めで、キレよくスッキリと飲めます!
ただ、山廃で乳酸が強い分、
チーズのもったり感を重く感じる人もいるかもしれません。
後味に吟醸酵母由来の苦みも出てきますが、スーっと消えていきます。
まとめ
今回は、
復活した人気の山廃!「香住鶴 山廃吟醸純米 酒談義」を飲んでみました。
すがすがしい梨の風味で、トロみがあるがバランスよくスッキリ飲めるお酒です。
山廃で乳酸が強いので、チーズぽさを重く感じてる人もいるかもしれません。
最後に日本酒の風味分類を行います。
(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)
後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。
日本酒には以下のタイプがあります。
- 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
- 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
- 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ
今回の「香住鶴 山廃吟醸純米 酒談義」は、
華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプとなります。
すがすがしい中にほんのり甘みのある梨の香りがあり、
弱めに評価しました。
味は、熟成のまろやかさがあり、
お米、フルーツ、乳酸の風味が強めでバランスが取れていて、
キレよくスッキリと飲めるため、
強めに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。
皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。
以下は、今回のお酒と共通点があるお酒のリンクです。
よろしければ、ご参照ください。
・すがすがしい梨関連リンク
・低温熟成関連リンク
・山廃関連リンク


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