鰹専用日本酒!?オリジナル鰹正宗 辛口純米

フルーティタイプ

皆さんは鰹と日本酒の組み合わせは好きですか?

鰹は赤身でボリュームがあり、結構血生臭さがある印象なので、

フルーティなお酒より、オリジナルなお米の風味の純米酒あたりが合いそうですかね。

さて、実は、そんな鰹に特化しているような銘の日本酒が存在します!

今日はその鰹専用?の日本酒1本を紹介してみます!

サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!

是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「オリジナル鰹正宗 辛口純米」について

「オリジナル鰹正宗 辛口純米」については千葉県東灘酒造様の商品となります。

以下スペックです。

「オリジナル鰹正宗 辛口純米」

  • 原材料名:五百万石※1
  • 種類:純米(お米100%)
  • 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):60%
  • アルコール度数:14度

ラベルよりデータを参照

※1 五百万石は酒造りによく使用される酒造好適米(使用量2位)。繊細でスッキリ端麗な風味になりやすいです。米内の芯(心白)が大きいため、低精米歩合(50%以下)には向かないので、高級酒には不向きです。

スペック的にアルコール度数低めの純米酒です。

五百万石を使用しているのでサッパリ飲める淡麗辛口なお酒のようです。

鰹正宗という名前から鰹に特化しているのででしょうか?

(ちょっと血生臭さある鰹に合わせるよう、味に負けない力強さとキレがある感じ?)

ちなみに銘にオリジナルがつかない「鰹正宗」もありますが、

ラベルデザインが異なります。

(オリジナルの方がマジ、カツオ!!って感じです)

実際に飲んでみましょう

さて、

封を開けて匂いを嗅いでみるスッキリした柑橘系のフルーツの香り!

なにか和風な柑橘、スダチを想起させる香りです。

そのままお酒を口に運んでみると、柔らかくスースー口に入っていきます。

香りと同じく、柑橘系のクエン酸の酸味が強く、とてもスッキリ飲めます!

後味にコハク酸(貝汁を飲んだ後味のような風味がある)がじわーっと出てきます。

クエン酸、コハク酸が強く、鰹の味に負けず、よく調和します。

コハク酸があるので、鰹に限らず魚介全般に合いそうです!

まとめ

今回は、

鰹専用日本酒!?「オリジナル鰹正宗 辛口純米を飲んでみました。

スッキリしたスダチの香りがあり、味も柑橘系風味でスッキリ飲めるお酒でした。

後味にコハク酸もあり、鰹に限らず魚介全般に合いそうです!

最後に日本酒の風味分類を行います。

(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)

後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。

日本酒には以下のタイプがあります。

  • 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
  • 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
  • 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ

今回のオリジナル鰹正宗 辛口純米は、

華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプとなります。

華やかなフルーツではないですが、

和風柑橘系の香りがあり、スッキリ清々しいため、弱めに評価しました。

味も香りと同じく、柑橘系のスッキリさが主ですが、

後味にコハク酸も出てくるため、普通に評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。

皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。

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