究極の自然美の秋酒!水芭蕉 純米吟醸ひやおろし

フルーティタイプ

究極の自然美を表現している日本酒というと、

どのような日本酒を思い描きますか?

舞台が春なら、華やかな花畑のフローラルの香りでしょうか?

夏なら、山間部の湧き水の爽やかさを想起する淡麗なお酒でしょうか?

そのように、季節などのシチュエーションとして色々変わってくると思います。

そんな難しい課題ながら、

究極の自然美を表現するきれいな日本酒を目指している酒造があります。

今日は、その酒造の究極の自然美の日本酒1本を紹介してみます!

サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!

是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「水芭蕉 純米吟醸 ひやおろし」について

「水芭蕉 純米吟醸 ひやおろし」については群馬県永井酒造様の商品となります。

以下スペックです。

「水芭蕉 純米吟醸 ひやおろし」

  • 種類:純米吟醸(お米100%)
  • 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):60%
  • アルコール度数:15度
  • 特記1:ひやおろしとは、春に造ったお酒を秋まで半年間貯蔵し、出荷時には火入れを行わないお酒です。(貯蔵前には火入れを行います。)落ち着いた香り、口当たりはまろやかになる一方、火入れは一回のため、生の風味も残していることがあります。

ラベルよりデータを参照

スペック的に一般的なひやおろしの純米吟醸酒です。

純米吟醸酒を半年間寝かせた熟成感、

一回火入れなので生酒の風味もありそうで、

それらが組み合わさりどのような風味になっているか楽しみです。

永井酒造様は以前にも何回か飲んでいますが、

特にひやおろしでない「水芭蕉 純米吟醸も飲んでいますので。

こちらのレポートも参考にしてもらえると幸いです。

永井酒造様は自然美を表現するきれいなお酒を目指してて、

水芭蕉という銘柄は、その自然美を究極まで表現しているようです!

究極の自然美の秋酒、楽しみです。

実際に飲んでみましょう

さて、

封を開けて匂いを嗅いでみる、巨峰のような粒のしっかりしたフルーツの香り!

ひやおろしによる熟成のため、軽くカラメルの甘く香ばしい香りもあります。

軽く糖分の甘い香りもあり、

それらが合わさり、まさに秋の熟れた巨峰のイメージです。

そのままお酒を口に運んでみると、柔らかめで少し粘性を感じます!

お米、カラメルの甘み、旨味がしっかりあり、

糖分の甘みも加わり、甘口に感じます。

後味に吟醸酵母の苦みが出てきて、長く各要素が続いていきます。

まとめ

今回は、

究極の自然美の秋酒!水芭蕉 純米吟醸 ひやおろしを飲んでみました。

しっかりしたフルーツ、熟成、糖分の風味があり、秋の熟れた巨峰を想起させるお酒でした。

まさに究極の自然美の秋酒と納得できます!

最後に日本酒の風味分類を行います。

(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)

後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。

日本酒には以下のタイプがあります。

  • 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
  • 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
  • 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ

今回の水芭蕉 純米吟醸 ひやおろしは、

華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプとなります。

フルーツ、熟成、糖分の香りが合わさり、

熟れた巨峰のようなしっかりしたボリューム感を感じるため、

強めとしました。

味も香りと同じくフルーツ、熟成、糖分の風味がしっかりあり、

後味も長く続いていくため、強めとしました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。

皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。

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