完全無添加生モトづくり!シン・ツチダ

オリジナルタイプ

皆さんは食品を購入するときに添加物を気にしていますか?

自分はそこまで添加物について詳しくないので、

なんとなく裏面の記載を確認し、なんかあまり添加物少なそうだったらよいかな

くらいな認識程度です。

ただ、中にはキッチリ添加物を気にする人も多いかと思います。

今日は、そんな人にピッタリな完全無添加の生酛日本酒1本を紹介してみます!

サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!

是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「シン・ツチダ」について

「シン・ツチダ」については群馬県土田酒造様の商品となります。

以下スペックです。

「シン・ツチダ」

  • 原材料名:飯米
  • 種類:純米(お米100%)
  • 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):90%
  • アルコール度数:16度
  • 特記1:生酛とは、蔵にいる乳酸菌や天然の微生物を使用する昔ながらの製法です。山廃との違いは、お米が溶けやすくなるように酒母(お酒の酵母培養用の液体)を混ぜる作業を行います。(山廃の場合は行わない)山廃造りより乳酸の酸味が強く、濃厚な味わいになりやすいです。

ラベルよりデータを参照

飯米(食用米)を精米歩合90%しか精米せず、

お米の風味をできる限り残した生酛造りのお酒です。

土田酒造様は米、水、麹、菌のみ原料とし、余分なものは一切使わず、

またできる限りお米も精米しないことをコンセプトとしています、

菌も蔵に住み着いた酵母、乳酸菌のみしか使用しない徹底ぶりで、

まさに完全無添加生酛造りのお酒です!

ちなみに、「シン・ツチダ」の「シン」に特定の意味はないようです。

実際に飲んでみましょう

さて、

封を開けて匂いを嗅いでみると、むわっとする麹の香り

一般的なお酒より麹の使用比率はかなり高いようです!

そして少し熟成しているのか甘く香ばしいカラメルのような香りもあります。

そのままお酒を口に運んでみると、

しっかりした口当たりで、生酛由来の乳酸の酸味がとてもボリューム感あり、強い!

(通常のお酒の酸度は1.0~1.5程度ですが、シン・ツチダは3.6~4.2)

お米の甘み、旨味が強く、またコハク酸(貝汁を飲んだ後味のような風味がある)の旨味が

突出しています!(かなり甘口のお酒です)

後味は酸味、旨味がそのままずーっと長く残っていきます。

まとめ

今回は、

完全無添加生モトづくり!「シン・ツチダを飲んでみました。

麹の香りがムワっとするほど強く、また甘く香ばしいカラメル香りもあり、

酸味、旨味がとても力強いお酒でした!

何も添加していない、完全無添加の自然な濃厚さといった感じでしょうか。

最後に日本酒の風味分類を行います。

(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)

後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。

日本酒には以下のタイプがあります。

  • 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
  • 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
  • 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ

今回のシン・ツチダは、

昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプとなります。

ムワッとする麹、甘く香ばしいカラメルの香りが強く、強めに評価しました。

味はボリューム感のある乳酸、お米の甘み、旨味、コハク酸の旨味も力強く、

強いに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。

皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。

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