活きている酵母の純米酒!十富禄酒

オリジナルタイプ

昨日に続けて東薫酒造様です。

皆さんはにごり酒は好きですか?

一般的な日本酒より甘くて濃厚で飲みづらいイメージがある人は多いと思いますが、

むしろ、酸味があり後味スッキリしているモノも多いです。

今日は、そんな甘々ながらスッキリなにごり酒1本を紹介してみます!

サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!

是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「十富禄酒」について

「十富禄酒」については千葉県東薫酒造様の商品となります。

以下スペックです。

「十富禄酒」

  • 種類:純米(お米100%)
  • 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):70%
  • アルコール度数:6度

ラベルよりデータを参照

スペック的に低アルコールのどぶろく風純米にごり酒です。

どぶろくと日本酒の違いは、

アルコール発酵後にお酒を絞っているかどうかです。

日本酒は絞って個体成分と液体を分けますが、

どぶろくは絞らず個体成分と液体を分けない違いがあります。

また日本酒でないと、対応する製造方法で造られていても、

特定名称(本造譲、純米、吟醸等)、特定名称を想起させる言葉を使えないので、

このお酒は純米酒と記載されているので、日本酒であることが分かります。

東薫酒造様は「吟醸 二人静」でも飲んでいますが、

色々と商品展開をされていて、

このお酒のようにちょっと珍しいお酒も造っています。

実際に飲んでみましょう

さて、

封を開けて匂いを嗅いでみる漂うしっかり濃い乳酸の香り!

まだ酵母が活性で発酵を止めていないので、

どんどん瓶内で発酵が進んでいます!

そのままお酒を口に運んでみると、とても滑らか!

香りから濃くて飲みにくいイメージがありましたが、

そんなことはなく、スイスイ飲めてしまいます。

お米、糖の甘みが濃くて強いですが、

乳酸の酸味もしっかり強いので、

口内に甘々が残らず、スッキリしているのも飲みやすい一因ですね。

ミルクセーキの風味に近い印象を受けました。

今回は一日で飲み切ってしまいましたが、

まだ発酵が進んでいるので日々味が変わるので、

少しづづ飲んで日々の変化を楽しむのもよさそうです!

まとめ

今回は、

活きている酵母の純米酒!十富禄酒を飲んでみました。

まだ酵母が活性で発酵が進んでいるため、

甘みが強いですが、酸味も強くスッキリ飲めるお酒でした。

アルコール度数が低いので、ミルク飲料のイメージに近いです。

最後に日本酒の風味分類を行います。

(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)

後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。

日本酒には以下のタイプがあります。

  • 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
  • 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
  • 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ

今回の十富禄酒は、

昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプとなります。

まだ発酵が進んでいるため、乳酸の香りが濃くしっかりしているので、

強めに評価しました。

味は、甘みが濃く強いですが、

乳酸の酸味もしっかりしているので、

口内に甘みが残らずスッキリ飲めるので、

強めに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。

皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。

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