vsコロナアベンジャーズ!富山ブレンド!

オリジナルタイプ

2020年にコロナがパンデミックし、色々な業界に深刻なダメージを与えたのは

まだ記憶に新しいと思います。

外出も気楽に出来なくなり引きこもりがちになり、毎日暗いニュースばかりが流れてきてた印象です。

そんな状況に負けないぞ!と一致団結して、コロナを打破しようとした酒造達がいました。

今日は、そんなコロナに対抗した酒造達の1本を紹介してみます!

サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!

是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「富山ブレンド」について

「富山ブレンド」については富山県酒造組合様の商品となります。

以下スペックです。

「富山ブレンド」

  • 種類:?
  • 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):?
  • アルコール度数:16度

ラベルよりデータを参照

こちらのお酒は富山県酒造組合様に所属する富山県の16蔵の酒造が、

「コロナに負けない」をコンセプトに一致団結して、それぞれの蔵のお酒をブレンドした商品となります。

参加されている酒造の代表銘柄は以下となります。

有磯 曙
風の盆
勝駒
銀盤
黒部峡
三笑楽
太刀山
玉旭
成政
富美菊
北洋
満寿泉
幻の瀧
よしのとも
若駒
若鶴

そのため、スペックについては未記載のものが多く、

どんなお酒になっているのか飲んでみないと分からないです。。

ちなみに、こちらのプロジェクトは2024年で終了してしまい、現在、入手は困難のようです。

実際に飲んでみましょう

さて、

封を開けて匂いを嗅いでみると、強めなお米と乳酸の香り!!

その中に軽くフルーツ(リンゴ)の香りも感じます。

そのままお酒を口に運んでみると、

舌触りは少し固めで、まず軽くお米の甘みがやってきます。

そして、アルコール由来?の強めの苦みが来て、舌を痺らせてきます。

じわじわとお米の旨味が出てきてお米のボリュームも感じますが、

乳酸の酸味も強めで口に残ることなく、割と爽やかにに飲み進められます!

後味には、旨味、酸味に吟醸酵母由来の苦みが加わり、終始複雑な風味となっています。

飲んでいくうちに色々と違う顔を見せてくれ、次はどんな変化をするか楽しみになってくる一杯です。

まとめ

今回は、

vsコロナアベンジャーズなお酒富山ブレンドを飲んでみました。

16蔵のお酒をブレンドしているだけあり、香りも味もとても複雑なお酒でした!

とはいえ、基本的にはお米と乳酸の風味が強く出ている伝統的な旨いお酒なようです。

最後に日本酒の風味分類を行います。

(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)

後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。

日本酒には以下のタイプがあります。

  • 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
  • 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
  • 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ

今回の富山ブレンドはフルーツの香りもありますが、ベースはお米、乳酸の香りが主であり、

昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプとなります。

香りの要素は複雑ですが、香り自体は強烈というわけではないので、強めに評価しました。

味も要素は複雑ですが、酸味や苦みもあり割と爽やかに飲めるため、強めに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。

皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました