この記事で分かること
・「宝船浪の音 純米酒 閖」の風味
やさしくやわらかなお米の香り、口当たりだが、味はしっかりボリューミーなお酒です。
・「宝船浪の音 純米酒 閖」を試してほしい方
お米のやわらかさ、ボリュームを一本で楽しみたい方に試してもらいたいです。
・「宝船浪の音 純米酒 閖」の酒造について
サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!
是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「宝船浪の音 純米酒 閖」について
「宝船浪の音 純米酒 閖」については宮城県佐々木酒造様の商品となります。
以下スペックです。
「宝船浪の音 純米酒 閖」
- 原材料:蔵の華※1
- 種類:純米(お米100%)
- 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):60%
- アルコール度数:15度
- 酵母:協会9号酵母※2
ラベルよりデータを参照
※1 蔵の華は宮城県の酒造好適米です。心白が小さいためたくさん磨いても砕けにくく、よく磨かれる高級な吟醸造りのお酒に適しています。雑味がなくクリアでフルーティな香りを引き出しやすいです。
※2 協会9号酵母はリンゴ系の香りを放つことが多いです。酵母一覧についてはWikipedia様のページを参照してください。ちなみに9号酵母の中でも900号は発酵中に泡が発生し、901号は泡が発生しないです。
スペック的に吟醸並にお米を磨いている純米酒です。
吟醸のような綺麗さ、クリアさを出すため、
よく磨いても大丈夫な蔵の華を使用しているのでしょうか。
佐々木酒造様は、明治時代創業の酒造です。
2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を被りましたが、
奇跡的な復活を遂げた酒造です。
東日本大震災により、家屋がほぼ流出、壊滅し、
そのわずかに残った2本のタンクから生まれたのが
この宝船浪の音 純米酒 閖です。
地元の復興への想いを込めて造り上げたお酒です。
その後、日本初となる仮設の酒蔵を立てての酒造りを始め、
現在は創業の地へ帰還し、完全復活を果たしています!
実際に飲んでみましょう
さて、
封を開けて匂いを嗅いでみると、ほのかに感じるやわらかいお米の香り!
白玉なようなやさしくやわらかい香りです。
そのままお酒を口に運んでみると、やわらかく軽やかな口当たり!
意識しなくてもスっと綺麗に入っていきます。
ただ、香りとは違い、
お米、乳酸の風味は強めでしっかりしたボリュームを感じます。
また、酸味が強いのでキレよく、
スッキリと飲める一面もあります。
飲んだ後もお米の旨味の余韻はじわじわと残っていきます。
まとめ
今回は、
大震災からの復興への想いを込めた純米!「宝船浪の音 純米酒 閖」を飲んでみました。
やわらかいお米の香り、口当たりだが、味はしっかりボリューミーなお酒でした。
キレもよいので、ボリュームあるがスッキリ飲めます!
最後に日本酒の風味分類を行います。
(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)
後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。
日本酒には以下のタイプがあります。
- 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
- 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
- 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ
今回の「宝船浪の音 純米酒 閖」は、
昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプとなります。
ほのかにやわらかいお米の香りがあり、
弱めに評価しました。
味は、やわらかく綺麗な口当たりだが、
お米、乳酸のボリューミーな風味があります。
ただ、キレもよくスッキリと飲める一面もあり、
強めに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。
皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。
以下は、今回のお酒と共通点があるお酒のリンクです。
よろしければ、ご参照ください。
・やわらかスッキリ関連リンク
・ボリューミー関連リンク
・復活関連リンク


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