この記事で分かること
・「ゆらぎ 想天坊 純米酒」の風味
やわらかい優しいお米の風味、キレあるスッキリ感がどちらも楽しめるお酒です。
・「ゆらぎ 想天坊 純米酒」を試してほしい方
希少なマガモ農法で育てられたお米のお酒を飲んでみたい方に試してもらいたいです。
・「ゆらぎ 想天坊 純米酒」の酒造について
サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!
是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「ゆらぎ 想天坊 純米酒」について
「ゆらぎ 想天坊 純米酒」については新潟県河忠酒造様の商品となります。
以下スペックです。
「ゆらぎ 想天坊 純米酒」
- 原材料名:高嶺錦(たかね錦)※1
- 種類:純米(お米100%)
- 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):60%
- アルコール度数:16.5度
- 特記1:原酒とは、お酒を絞った後に調整のための加水を行っていないお酒です。アルコール度数が強めになりがちです。
ラベルよりデータを参照
※1 たかね錦とは、長野県の酒造好適米です。やや小粒でタンパク質が少ないため、スッキリした風味になります。美山錦の登場により、現在は生産量が減少しています。
スペック的にアルコール度数強めの純米酒です。
このお酒は珍しい「マガモ農法」で作ったお米から作られています。
マガモ農法は、水田にマガモを放ち、農薬、化学肥料なしでお米を育てる栽培方法です。
放たれたマガモが、
除草、害虫駆除、土のもみほぐし、天然の肥料(マガモの排泄物)で、
お米の成長を助けてくれます!
ただ、天敵(カラス、狸等)からマガモを守らなければならず、
お米の収穫量も少ないので、
マガモ農法で作られたお米は希少で高価になります。
そんなマガモに育てられたお米を使用してるレアなお酒です!
河忠酒造様は、江戸時代中期創業の老舗の酒造です。
たかね錦にこだわっていて、
生産量が激減し、他の酒造が別の酒米に移行しても、
地元の契約農家と協力して、栽培を維持しています。
また、伝統的な技法にもこだわっています。
実際に飲んでみましょう
さて、
封を開けて匂いを嗅いでみると、軽やかでやわらかいお米の香り!
一回火入れのようで、青い香りもほのかに感じます。
そのままお酒を口に運んでみると、白玉のようなやわらかい口当たり!
新潟県の軟水の優しいやわらかさが印象的です。
アルコール度数強めなので、
アルコールの癖ある甘み、苦みがありますが、
ふっくらやわらかいお米の甘みが口内に広がります。
その後、乳酸の酸味、一回火入れの青さが、
酸のキレが甘い口内をスッキリとさせてくれます!
まとめ
今回は、
マガモに育てられた希少な純米!「ゆらぎ 想天坊 純米酒」を飲んでみました。
前半はやわらかい優しいお米の甘み、後半は酸味、青さのスッキリさを楽しめるお酒でした。
アルコールの癖があるので、苦手な方はあまりお薦めできないかもしれませんが。
最後に日本酒の風味分類を行います。
(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)
後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。
日本酒には以下のタイプがあります。
- 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
- 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
- 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ
今回の「ゆらぎ 想天坊 純米酒」は、
昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプとなります。
軽やかでやわらかいお米の香り、ほのかな青い香りがあり、
弱めに評価しました。
味は、白玉のようなやわらかい口当たりで、
やわらかい優しいお米の甘みと乳酸、一回火入れのスッキリさが、
順番に出てきて、
甘くなり過ぎず軽快に飲めます。
ただ、アルコールの癖もしっかりあるので、
普通に評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。
皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。
以下は、今回のお酒と共通点があるお酒のリンクです。
よろしければ、ご参照ください。
・レアなお酒関連リンク
・アルコールの癖あり関連リンク
「川鶴 新酒 讃岐乃ふなくち生原酒!香川そのまま一番搾り!」
・自然の力関連リンク


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