最近、「花笑み 純米」飲んだばかりですが、
今回も花笑みになります。
純米は、吟醸酵母使用で、フルーツの香りあるふくよかな純米酒でした。
さて、純米吟醸はどのようになっているのか？
そんなわけで、
今日は、フルーツ風味のある純米酒を造る酒造の、純米吟醸酒を紹介してみます！
サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました！
是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです！
「花笑み 純米吟醸」について
「花笑み 純米吟醸」については大分県大地酒造様の商品となります。
以下スペックです。
「花笑み 純米吟醸」
- 原材料名：山田錦※１
- 種類：純米吟醸（お米100%）
- 精米歩合（玄米の重量に対する白米の重量の割合）：55％
- アルコール度数：16度
- 酵母：協会9号酵母※２
ラベルよりデータを参照
※１ 山田錦は酒造りによく使用される酒造好適米（使用量1位）。こってり濃厚な風味になりやすいっです。大粒で砕けにくいので低精米歩合（50％以下）に向き、高級酒に向いています。
※２ 協会9号酵母はリンゴ系の香りを放つことが多いです。酵母一覧についてはWikipedia様のページを参照してください。
スペック的に少しアルコール度数が強い純米吟醸酒です。
ただ、そこまで強いわけではないので
多少風味が強めな純米吟醸なイメージです。
大地酒造様は、「花笑み 純米80」、「花笑み 純米」でも飲んでいますが、
今までは純米酒でしたが、今回は純米吟醸なので、
吟醸造りの差でどこまで風味に差があるか、楽しみです！
実際に飲んでみましょう
さて、
封を開けて匂いを嗅いでみると、上品でほのかに薫るフルーツの香り！
華やかでなく、桃や梨のようなみずみずしい印象です。
お米の香りも主張し過ぎず。穏やかです。
そのままお酒を口に運んでみると、柔らかくスっと入る口当たり！
ここまでだと綺麗な純米吟醸な感じですが、
お米の甘みを中心にフルーツの甘み、それにアルコール度数の強さが加わり、
しっかり強めの甘みを感じます！
フルーツの酸味も強めなので、
甘みがべたべた残らず、スっとトーンダウンしていくので、
飽きずに何杯も飲めてしまいます（酔わない限り）
後味には、吟醸酵母の苦み、甘酸っぱさがじわじわと余韻を残します。
まとめ
今回は、
お米風味しっかり純米吟醸！？「花笑み 純米吟醸」を飲んでみました。
上品でほのかなフルーツの香りながら、味はお米、フルーツの風味がしっかりしたお酒でした。
フルーツの酸味が強く、甘みが残らないので、
飽きずにどんどん飲めてしまうお酒です。
最後に日本酒の風味分類を行います。
（日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。）
後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。
日本酒には以下のタイプがあります。
- 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
- 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
- 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ
今回の「花笑み 純米吟醸」は、
華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプとなります。
上品でほのかなフルーツの香り、穏やかなお米の香りがあり、
弱めに評価しました。
味は柔らかい口当たりで優しい味と思いきや、
お米、フルーツ、アルコール度数により甘みは強めです。
ただ、フルーツの酸味もあり、後味のキレもよいので、
普通に評価しました。
以上、ご閲覧ありがとうございました。
皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。
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