この記事で分かること
・「巡米 まんさくの花 神力70」の風味
やわらかいまろやかさ、濃厚な力強さ、そしてキレを兼ね備えたお酒です。
・「巡米 まんさくの花 神力70」を試してほしい方
希少なお米「神力」のお酒を飲んでみたい方に試してもらいたいです。
・「巡米 まんさくの花 神力70」の酒造について
サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!
是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「巡米 まんさくの花 神力70」について
「巡米 まんさくの花 神力70」については秋田県日の丸醸造様の商品となります。
以下スペックです。
「巡米 まんさくの花 神力70」
- 原材料名:神力※1
- 種類:純米(お米100%)
- 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):70%
- アルコール度数:16度
- 酵母:秋田酵母No.12※2
- 特記1:原酒とは、お酒を絞った後に調整のための加水を行っていないお酒です。アルコール度数が強めになりがちです。
ラベルよりデータを参照
※1 神力は明治時代に兵庫県で発見された飯米です。圧倒的な収穫量の多さから「神から賜った力強いお米=神力」と名付けられ、一大ブームを起こしました。ただ、農業環境の変化により一時消滅しますが、1990年以降熊本県、兵庫県で復活します。今回は熊本県産を使用しています。クラシカルな力強さ、深い旨味、酸のキレがあり、お燗にピッタリ合います(今回はお燗はやってないですが)
※2 秋田酵母No.12は秋田県が開発した吟醸酵母です。綺麗でクリアな風味で、控えめな吟醸香、しっかりした酸を生成します。綺麗な純米、純米吟醸酒に合います。
スペック的にちょっとアルコール度数強い純米酒です。
神から賜った伝説的なお米「神力」を使用しているので、
昔ながらの力強いお米の風味のお酒でしょうか。
また、秋田酵母No.12の影響もあり、
力強いながら綺麗な純米と吟醸の良いとこどりのようなお酒になっているかも、
一度火入れのようで、生酒のみずみずしさもありそうです。
日の丸醸造様は、江戸時代前期創業の老舗の酒造です。
「呑み手も、蔵人も、みんなが愉しくなる酒造り」をモットーに、
多種多様な酒米と酵母を掛け合わせて、個性的なお酒を造っています。
「巡米」シリーズも、今回の神力を含め12種(増えた?)のお米を使っています。
以前に「巡米 まんさくの花 山田穂70!飲み比べシリーズ巡米!?」も飲んでいるので、
ご興味あればご参照ください。
実際に飲んでみましょう
さて、
封を開けて匂いを嗅いでみると、皮を剥いたすりおろしリンゴのような香り!
一度火入れだからか、ほんのり生酒由来の青い香りを感じます。
また、白玉のやわらかいお米の香りもありますね。
そのままお酒を口に運んでみると、粘性があり、まろやかでやわらかい口当たり!
秋田県の軟水傾向のお水のためかな。
まず、アルコールの癖ある苦みが少しありますが、
そこまで気にはなりません。
お米、糖分、アルコールの甘みがしっかりとあり、
甘口の風味が口内に溢れていきます。
旨味もお米の粒感を感じるほど、しっかりと出てきます!
ただ、乳酸、フルーツの酸味も強くキレがよいため、
甘み、旨味をスッキリとさせてくれます!
後味に、吟醸酵母、生酒の苦みも合わさり、
長めに余韻を楽しめます!
まとめ
今回は、
神から賜った純米酒!「巡米 まんさくの花 神力70」を飲んでみました。
やわらかくまろやかで、かつ力強さも兼ね備えたお酒でした。
キレもあり、甘々にならずスッキリ飲めるので、食中酒としてもよいのかもしれませんね。
最後に日本酒の風味分類を行います。
(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)
後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。
日本酒には以下のタイプがあります。
- 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
- 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
- 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ
今回の「巡米 まんさくの花 神力70」は、
華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプとなります。
青みあるフルーツの香り、やわらかいお米の香りがあり、
普通に評価しました。
味は、まろやかでやわらかい口当たりで、
甘み、旨味がしっかりと濃厚ですが、
酸味も強くキレがあり、スッキリ飲めるので、
強めに評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。
皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。
以下は、今回のお酒と共通点があるお酒のリンクです。
よろしければ、ご参照ください。
・神様関連リンク
・日の丸醸造様関連リンク
「巡米 まんさくの花 山田穂70!飲み比べシリーズ巡米!?」
・良いとこどり関連リンク


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