この記事で分かること
・「N-888」の風味
粘度あるやわらかい口当たりでブドウ風味の甘口だが、酸味もありスッキリ軽快に飲めるお酒です。
・「N-888」を試してほしい方
ブランデーが好きな方に試してもらいたいです。
・「N-888」の酒造について
サラリーマン唎酒師の酔いどれ紳士が実際に飲んでレポートしてみました!
是非、今宵のお酒のヒントとなれば幸いです!

「N-888」について
「N-888」については新潟県新潟銘醸様の商品となります。
以下スペックです。
「N-888」
- 種類:純米(お米100%)
- 精米歩合(玄米の重量に対する白米の重量の割合):60%
- アルコール度数:15度
ラベルよりデータを参照
スペック的に純米吟醸並に磨かれた純米酒です。
お米、酵母の表記は特にないですが、
新潟県のお酒ということで、
やわらかい口当たりで淡麗なお酒なのかなと思いますが、はたして。
このお酒は、
国立高専機構長岡高専との共同開発で、
1200回の試験醸造を重ねた結果、
888回目のサンプルがもっとも理想的だったため、
「N-888」と命名されたそうです。
新潟銘醸様は、昭和時代創業の酒造です。
長岡市周辺の酒造を集約する形で設立されました。
もともと、明治時代に「機那サフラン酒(薬用酒)」を製造していて、
大ヒットし、
その資本を土台に日本酒造りを始めています。
錦鯉を育む清らかな軟水を使用し、
淡麗なだけでなく、
お米の風味がしっかり残る優しくやわらかなお酒をモットーとしています。
実際に飲んでみましょう
さて、
封を開けて匂いを嗅いでみると、粘度あるブドウの香り!
まるで、ブランデーのような凝縮したフルーツの香りを感じます。
お米、乳酸の香りも粘度を感じ、
おかゆ、クリームチーズのような香りとなっています。
そのままお酒を口に運んでみると、とろみのあるやわらかな口当たり!
お米、糖分の甘みをしっかり感じ甘口傾向だが、
フルーツ、乳酸の酸味があるためキレがあり、
軽快に飲めていけます。
後味に吟醸酵母の苦みとワインの渋みもじわじわと出てきます。
白ワインのような風味なので、よく冷やすのがよいですね!
まとめ
今回は、
試験醸造1200分の1のお酒!「N-888」を飲んでみました。
粘度あるやわらかい口当たりで甘口傾向だが、フルーツ、乳酸の酸味あり、軽快に飲めるお酒でした。
白ワインのようによく冷やして飲むのがよさそうです。
最後に日本酒の風味分類を行います。
(日本酒の風味分類の詳細についてははじめにの「日本酒の風味分類について」をご参照ください。)
後々にこの日本酒がどのような風味なのか思い出すのに役に立ってもらえるでしょう。
日本酒には以下のタイプがあります。
- 華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプ
- 昔ながらのお米、乳酸の香りが強いオリジナルタイプ
- 熟成させて熟成香が出てきたエイジングタイプ
今回の「N-888」は、
華やかなフルーツの香りを持つフルーティタイプとなります。
ブランデーのような凝縮した粘度あるフルーツの香り、
お米、乳酸の粘度ある香りがあり、
強めに評価しました。
味は、とろみのあるやわらかな口当たりで、
甘みしっかりで甘口傾向だが、
フルーツ、乳酸の酸味もあり軽快飲めるため、
普通に評価しました。

以上、ご閲覧ありがとうございました。
皆様の今宵のお酒のヒントになれたら幸いです。
以下は、今回のお酒と共通点があるお酒のリンクです。
よろしければ、ご参照ください。
・ワイン関連リンク
・試験醸造関連リンク
「脱兎 trial brewing!京都発硬水仕込みのパイナップル酒!」
・とろみあるフルーツ関連リンク


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